オランダ鉄道博物館
(その2)
http://www.spoorwegmuseum.nl/

2005年8月07日(日)
駅の構内を渡る形で展示スペースに入ると、そこはオランダで活躍した車両がところ狭しと並べられている。
日本と違って古い車両でも、時間を決めて内部を見学できるようになっている。その際ボランティアも一緒に中に入り、その車両の歴史等を紹介してくれる。ただしオランダ語での解説なので、内容はちんぷんかんぷんなのだが…
戦前のディーゼルカーで、モダンな流線型の外観のわりに、内装は薄暗い印象。
とにかくこの屋内展示スペースは広い。特に屋根を支える柱が殆どないのですっきり見渡すことができる。さらに歩道橋のような通路があり、車両群を上からも眺めることができる。
屋内展示なので、どの車両も保存状態は良い。何両かは動態保存らしく、イベントで走行することもあるようだ。

見学用の歩道橋から眺めた様子
以下は見学用の歩道橋から見た様子。
普段こんなアングルから眺めることはないので楽しい。狭い日本の博物館では考えられない見学方法。
トレインシミュレータはこちらでも人気のようで、やはりここでも子供達が列を作っていた。
現役の車両を使ったシミュレータ

昔の食堂車
昔の鉄道旅行を再現したコーナーがあり、ここには車両だけでなくホームや人の様子まで詳細に表現されている。
食堂車など、当時の豪華な様子が良く分かる。
当時の車も一緒に展示されている。

自由に見学できる電気機関車の運転台
展示されている車両は、見学用のホームが設置されているところを除けば、基本的には中には入れないようになっている。しかし機関車などの乗務員用扉は施錠されておらず、乗降用のステップを登れば誰でも簡単に運転室に入れてしまう。初め子供が勝手によじ登って中に入ったのでびっくりしたが、真似をして中に入ってみる。内部はちゃんと機器類のところに透明のカバーがかけられており、ちゃんと見学できるようになっているようだ。
郵便車は内部まで当時の様子が再現されている。郵便の投入口がかわいい。
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