05ステンダール (その2) |
|||
ステンダール号(221) 2005年8月13日(土)〜8月14日(日) PAR 20:28 → VRN 07:21 エクセルシオール2人部屋 |
|||
ウェルカムシャンパン |
やがて車掌が検札にやってくる。ぼんじょーるのー!と言ってとびきり陽気なイタリア人らしい車掌さんだ。切符をチェックすると、ウェルカムシャンパンとピーナッツを持ってきてくれた。 | ||
用意された部屋は二段ベッドになっている。ところどころに木目が使われていて高級感を出しているが、室内は経年劣化の色を隠せない。 | 部屋の様子 |
||
なかなか閉まらないゴミ箱 |
センス良く上品にまとまった内装だが、ところどころイタリアらしさが垣間見える。 | ||
例えば壁に埋められた引き込み式のゴミ箱は、何度押しても出てきてしまうし、クローゼットは扉を開閉する度にギーギー音を立てる。それでも日本にはない設備と広さとインテリアはテツの心をうきうきさせる。 | 閉まりの悪いクローゼット |
||
バスルームの棚 |
シャワールームは決して大きいとはいえないが、一通り揃っている。特筆すべきはセイフティボックスが備わっていること。トイレの上の扉の中にタオルやアメニティと一緒に置いてあった。しかし、裏を返せばイタリアの治安の悪さを示しているとも言えなくもない。 | ||
内部はシャワースペースとトイレ・洗面台スペースに別れている。シャワーは日本の寝台車のように時間制限は設けられていない。しかし水圧は弱く、温度調節もなかなか思うように効かない。 | シャワーブース |
||
洗面台 |
洗面台は狭いながらも機能的にまとまっている。 | ||
トイレは翌朝、用を足した時に水が流れなくて困った。しょうがないので外のトイレに行ってみたが、こちらも流れない。朝っぱらからイタリアらしい洗礼をうけることになってしまった。しょうがないので、どちらもそのまま放っておくことに。 | トイレ |
||
食堂車 |
夜になってから日本ではめったにお目にかかれない食堂車に行ってみた。シェフと給仕がそれぞれ一人ずつしかいないらしく、人数は少ないのに結構またされた。 | ||
食事のメニューは26ユーロのコース一つしかない。決して美味いとはいえなかったが、久しぶりの食堂車の食事に満足して部屋に戻り就寝。 | |||
朝食 |
翌朝到着1時間ほど前に車掌が朝食を持ってきてくれた。質素な内容だが、車中の個室で車掌が給仕してくれる朝食はまた格別だ。 列車は10分程遅れ、東西南北に線路が伸びる鉄道の要衝ベローナに到着した。 |
||
前へ 鉄道のトップに戻る トップに戻る |