05ユーロスター (その1) |
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ユーロスター(9149) 2005年8月9日(火) BRU 17:01 → LON 18:27 ファーストクラス |
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出発ロビー |
ブリュッセル南駅の一番隅にユーロスター専用の改札口がある。改札が始まるまでは閉じられており、賑やかな南駅の中でここだけがひっそりしている。 時間になると改札が始まった。しかし改札というよりは、飛行機と全く同じ出国審査がメインだ。荷物のX線検査や出国審査、そしてイギリスへの入国審査がここであり、入国カードを書かされる。 肝心のチケットはいつ見られたのか覚えていない。 |
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ようやく審査を終えて待合室に入る。ここには次に出発する列車の客しかいないようで、閑散としている。出発時間になるまでホームには出られないようで、入り口ではいかつい警備員が立っている。 | 閑散としたロビー |
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一等専用ラウンジ |
一等客が入れるラウンジがあったので行ってみるが、ディスカウントのチケットでは入れないそうな。ユーレールパスのチケットはディスカウントチケットとみなされるらしい。アテンダントに申し訳なさそうに断られる。 | ||
しょうがないので待合室で時間をつぶす。といっても出国審査自体が発車時間に合わせてあるので、そんなに待たずに時間になりホームへ向かうドアが開けられる。エスカレータを上ると、そこにユーロスターが待っている。自分の乗る車両を見つけ、入り口で立っているアテンダントに乗車券を見せて車内に入る。発車までの時間、先頭車両まで行って写真を撮ったりする。 | |||
二等の車内 |
二等車はそれなりに混んでいる。 2-2配列だが、新幹線のグリーン車よりゆとりがある。 |
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バー車両は編成中、前後に二両連結されている。 今回は利用しなかったが、車内にしては開放的で気持ちが良い。 |
バー車両 |
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二等に比べ、一等の車内はかなり空いていてとても静か。列車は発車のベルもなく静かに出発する。 車内のアナウンスはフランス語から始まりその後英語で行われる。 |
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出発してすぐに飲み物のサービスが始まる。アルコール類を含めて全て無料。スナック類も配られる。 | ホットミール |
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コールドミール |
その後、軽食が出される。ホットミール、コールドミールが選べ、飛行機のサービスと殆ど同じ。 メインディッシュだけが違い、後のメニューは同じ。 |
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いつの間にやら在来線から専用区間に入っており、体感スピードはかなり速く感じられる。新幹線とはまた違った速さだ。それでも車窓から見える景色は牧歌的でのんびりしている。 途中唯一の停車駅、リールに到着。駅の雰囲気は九州新幹線のようで近代的。 リールを出発してしばらくすると、ユーロトンネルにさしかかる。トンネルに入る前にアナウンスがある。 |
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案内がなければただのトンネル。たったの15分程であっという間に抜けると、景色がガラリと変わってイギリスに入る。同じ田園風景でも大陸とは全然違う。 | |||
イギリス側は殆どが在来線との共用区間。速度がとたんに落ちる。途中運転停車もあってせっかくあれだけとばしたのが無駄になった感じがする。それでも専用線の建設は着々と進んでいるようだった。しかしそのおかげで野うさぎを見れた。まさにピーターラビットの世界。 | |||
しばらくするとロンドン・ウォータールー駅に到着する。到着時はなにも検査がなくそのまま駅の外に出られ、ちょっと拍子抜け。流石にテロの直後とあって、駅には警備の警官や軍人が目立った。たまたまなのか、警備の人間に捕まっているのは有色人種が多いように感じた。 | |||
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