ニューヨーク交通博物館
(その1)
http://www.mta.nyc.ny.us/mta/museum/

2007年8月18日(土)
地下鉄A, C, F線の「Borough Hall」駅から歩いて約5分ほど。入り口は、現在使われている地下鉄のものと全く一緒。知っていなければ間違えて地下鉄だと思って入ってしまいそうだ。だがそれもそのはず、この博物館は廃線になった旧「コートストリート」駅をそのまま博物館にしたものだからだ。
階段を下りるとおみやげコーナーと入場券売り場がお出迎え。入場券の売り場からして、昔の切符売り場をそのまま利用している。こういうところにもこだわりが見える。
まずは地下一階にある車両以外からの紹介。地下鉄の歴史や建設時に使用されていた道具などが展示されている。
展示されている写真が、当時の過酷さを物語っている。今から100年以上も前にこれだけの地下鉄を建設するのはさぞ難工事だったことだろう。
ところどころに休憩用だろうか、ベンチが置いてある。そのベンチもおそらく当時から使用されているものなのだろう。壁の駅名表と合わせて当時の雰囲気をかもしだしている。
昔はNYにも可動橋があったらしい。これはその制御機器のようだ。どこにあったのかは不明だが(イマイチ英語を読めなかった)初めて知った。
こういう機器類があるとつい触りたくなるのが人の性。しかしお見通しのようで、さわっちゃだめ、と予め書かれていた。
トレインシミュレーターか…と思いきや、ビデオを上映するところ。運転席のハンドル等は本物が備え付けてあるが、中はただの椅子が並べられているだけで、この時間はなにも上映されていなかった。
ちと作りがちゃちいが、それでもとりあえず触って動かしてしまうのがテツの性というもんです^^;
NYにも昔は市電が走っていました。やはり日本と同じようにモータリゼーションの波を受けて早々に廃止されてしまったようです。残念ながら、この博物館に本物の市電の展示はありませんでしたが、模型や写真等はありました。
一応交通博物館というくらいだから、交通に関する展示なんでしょうなぁ。路上のコインパーキングに信号まで展示してありました。その他、いまいちなんなのかわからないものも多数あります。
当然ながらバスのコーナーもあります。どちらかというと、子供たちの興味は地下鉄よりもバスにあるようでした。
バス用の給油機なのか…子供向けにアレンジしてあるのか、最初からこの絵が描かれているのかはナゾです^^;
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