アレーナ・ヴェローナ
(ヴェローナ音楽祭)
(その2)
http://www.arena.it/

2005年8月14日(日)
初めて野外オペラを聴いたが、やはり音響はどうしようもなかった。歌手はがんばっているが全て空中に声が消えてしまう。
前の方に座っている自分たちの席でもなかなか聞こえずらいのだから、アレーナの最後段の席は殆ど聴こえていないんじゃないだろうか。しかも途中で飛行機の離陸音が鳴り響き、全然音楽が聞こえない場面もあった。
それでもきらびやかで、野外を利用したダイナミックなセットは見事。オーソドックスな演出ながらも見る分には十分に楽しめた。ピラミッドを中心に配し、ピラミッドごと回転して場面転換をすると、がらりと雰囲気が変わる。
舞台には、昼間広場で見た小道具が見当たり、それだけでもおもしろい。
しかし、演奏が進むにつれてどんどん寒くなる。持ってきた革ジャンを着ていても寒い。どうもこの時体調を崩してしまったみたいだった。
満場の大拍手で幕が降りた。(幕はないけど…)
既に深夜の0時をまわっているが、外に出るとオペラの閉幕にあわせてまだレストランが営業している。しかしどこも混んでいるうえに体調が悪くなったので、途中の屋台でピザを買って部屋で食べることにした。
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