海上自衛隊・舞鶴地方隊
北吸桟橋(その5)

2013年08月11日(日)
イージスシステムの根幹を成す艦載多機能レーダーSPY-1D(V)。艦橋の周囲4面に装備されたフェーズド・アレーで全周360度をカバーする。
ミサイル誘導レーダーFCS(FIRE CONTROL SYSTEM)Mk99 MOD8。イージスシステムを構成する装置の一つで、SM-2ミサイルの終末誘導用電波を照射する。写真は前部のもので、後部にも2基装備されている。
チャフランチャーSRBOC MK36。電波誘導されたミサイル等を撹乱するためのものだが、意外と小さかった。
VLS垂直発射装置MK41 MOD20。ここから対空ミサイルSM-2と対潜用アスロックが発射される。
高性能20mm機関砲 Mk15 MOD25 ブロック1BファランクスCIWS(最終近接防御武器)。後部にも一基搭載されている。
この艦の主砲とも言える62口径5インチ単装速射砲。アメリカBAE社のMK45 MOD4を日本でライセンス生産したものだ。この砲はあらゆる目的に適した砲弾を打ち分けることが可能だ。
前部甲板はこの艦で一番広い。軍艦といえども、武装には使用上の注意事項があちこちに張られていたのが興味深かった。
(その4)(その6)
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