エア・フェスタ浜松2007
(その1)
http://www.mod.go.jp/asdf/hamamatsu/index.htm

2007年10月21日(日)
毎年この時期に開かれる航空自衛隊浜松基地の「エアフェスタ浜松」に行ってきた。前から行きたいとは思っていたのだが、全国からファンが集まって周辺は大渋滞になるのであきらめていたのだが、今年は意を決して行ってみた。
正門の近くには、初代ブルーインパルスの機体だったF-86Fが展示されている…がごらんのとおり、子供たちの遊び場と化してしまっている。
この日ばかりは基地内を自由に見て回れる。ただし建物の中は立ち入り禁止だが…
記念撮影用のマネキン。マネキンにしたのは、きっと人が中に入っていると暑いからだろう。マネキンと撮影するよりは、その装備を着て写真を撮りたかった…
一部のハンガーは、来場客の休憩スペースとして解放されている。当日は良い天気で暑かったので、多くの人がここで休んでいた。
あちこちに正装した自衛隊員さんがいます。みんな誇らしげですね。ちょっとヲタとしてはあの制服にあこがれてしまいます。
ここからは展示されていた装備品の紹介。
まずはF100-IHI-220Eエンジンのカットモデル。F-15J/JDに2基搭載されている。
ブルーインパルスでも使用されている中等練習機T-4で使用されている純国産F3-IHI-30エンジンのカットモデル。T-4はこれを2基搭載している。
CF6-80C2B6FA。E-767早期警戒管制機用のエンジン。間近で見るとさすがにでかい。
F-15J, JDに搭載されている機関砲システムGAS(Gun Accessory Feed and Storange System)。一緒にこいつで使用されている20mm砲弾も展示されている。
AIM-7Fミサイル。「スパロー」の愛称で有名なセミアクティブ誘導方式の中距離空対空ミサイル。自衛隊ではF-15J/DJ、F-4EJ改、F-2A/Bに搭載されている。
AIM-9Lミサイル。「サイドワインダー」の愛称で有名な赤外線誘導方式短距離空対空ミサイル。開発から50年以上も経っているが、今でも現役のミサイルだ。搭載機種は上記の「スパロー」と一緒。
日本が独自開発した90式空対空誘導弾、AAM-3短距離空対空ミサイル。上記のサイドワインダーの後継ミサイルとして開発された。これも搭載機種は上記の「スパロー」と一緒。
F-2用射出座席。同型の射出座席はF-15にも搭載されています。これは子供がパイロット用のヘルメットをかぶって記念撮影を撮っていました。
見てのとおり「人名救助システム」だそうです。多分、災害派遣の時などに使われるのでしょう。
その他、まるでフリマのように装備品がいろいろと展示されていました。
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