14王立空軍博物館・コスフォード館
(その1)

2014年08月07日(木)
ロンドンから列車で2時間以上かけてコスフォードにやってきた。周囲になにもない無人駅から10分程歩くと博物館に到着する。
まず入口に展示されているのは、1956年イギリス、ホーカー・エアクラフト社製ハンター F6A。この機体はかつてイギリス空軍のアクロバットチーム「ブルーダイアモンド」で活躍し、1988年にコスフォードにやってきた。
1957年イギリス・ブリストル社製ブリストル・ブリタニア 312-F。ジェット機が本格普及するまでの繋ぎとして開発されたターボプロップ機だったが、エンジン開発に手間取り少数の製造で終わった不運の機体。この機体は当初BOACのロンドン〜ニューヨーク線に投入され、1958年にトリニダード・トバゴへのロイヤルフライトにも使用された。
1966年、アメリカ・ロッキード社製C-130Kハーキュリーズ。C-130H-30のイギリス空軍向けで、空中給油プローブが追加されている。この機体はアジア地域には度々飛来していて、日本にも来たことがある。
入口から広大な敷地を歩いてようやくビジターセンターに到着。この博物館も入場は無料だが、ここでガイドブックを買ったりできる。
この建物には展示物は殆どないのだが、唯一天井からこのミサイルがぶら下がっていた。
最初に屋外展示を見てみる。敷地の一角にあるのはDo17の復元施設。ドーバー海峡から引き上げられた唯一の現存機で、ここで修復作業が行われている。
駐車場の片隅に解説もなく設置されていたのは、1973年ハンドレページ社製ジェットストリームT Mk.1。小型のターボプロップ機で、イギリス空軍では練習機として使用され、2004年に退役した。
(その2)
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