ソミュール戦車博物館 (その12) |
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2014年08月04日(月) |
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次は冷戦期の西側諸国のコーナー。1939年、アメリカ製M3 A1 37mm対戦車砲。A1はマズルブレーキを取り付けるために、砲身先端が改良されたタイプ。 | |
1941年、イギリス製57mm オードナンス 6ポンド対戦車砲。アメリカでもライセンス生産を行った。 | |
1938年、アメリカ製M1 155mm榴弾砲。 | |
1921年、アメリカ製 12.7mm M45対空砲。M16対空自走砲に搭載されていたもの。 | |
1942年、アメリカ製 SCR399移動通信ユニット。通常はGMCの2.5tトラックに搭載される。内部には312Nレシーバー、342Nレシーバー、610Eトランスミッターが各1台、EE8電話が2台装備されている。 | |
1943年、南アフリカ製のマーモン・ヘリントン SARC Mk4 装甲車。Mk4は設計を一新、リアエンジンに変更しオードナンス QF 2ポンド砲を対戦車砲として搭載した。 | |
1941年製、言わずと知れたジープ。 | |
ベルリン攻防戦を再現したようなセットがあり、そこに戦車が展示されている。 | |
建物の陰に隠れているのは1940年、ソ連製のKV1重戦車。この車両は1943年のクルスク戦で破壊されたものらしい。KVは当時のソ連国防相クリメント・ヴォロシーロフの略。 | |
そのKV1と行動を共にしているのが1944年、ソ連製のSu100自走砲。T34/85のシャーシを流用し、新たに100mm砲を搭載して作られた。 | |
対するドイツは可哀そうに対戦車砲だけ。1940年、ドイツ・ラインメタル社製PAK40 75mm 対戦車砲。 | |
1942年、イギリス製Mk.8 クロムウェル巡航戦車。オリバー・クロムウェルから名前が付けられている。 | |
1941年、イギリス製Mk. 4チャーチル歩兵戦車。第二次大戦当時、スターリンを除いて連合軍側で存命中の人物名を戦車に使用したのはこれだけではないだろうか? | |
1944年、イギリス製巡航戦車コメット。先ほどでてきたクロムウェルの発展型と言える車両で、大戦後期のイギリスで比較的バランスの取れた戦車だった。 | |
1940年、ソ連製T-34/76戦車。こちらは/76の名称通り、76.2mm砲を搭載しているタイプ。ソ連戦車らしく砲塔の横に何かスローガンが書かれている。 | |
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