ワシントン
ネイビーヤード
(その1)

http://www.history.navy.mil/

2007年08月23日(木)
ワシントンネイビーヤード(海軍工廠)に行ってきた。外国人でもパスポートを見せて申請書類を書けば簡単に入れる。空港や自由の女神の方がよっぽど警備が厳しいが、仮にも軍事施設なんだからこんなに簡単に入れて良いのだろうか…ま、そのおかげで内部を見学できてうれしいのですが。
内部ははっきり言って小さな町そのものだ。普通の一般道路と同じように軍用車両から普通乗用車が走り、人が歩道や道を歩いている。これだけ見ていると普通の街角となにも変わらない。
殆どが一般人立ち入り禁止のオフィスばかりなのであまり見所はないが(立ち入り禁止とはどこにも書いていないけど)、一般人でも入れる商店からなんとマックまである。
ここは見学者向けの売店ではなく、ヤード内で勤務する人たち用の小さな商店。日用雑貨から食料品、そしてお土産も売っている。おみやげに本物の階級章を買っていこうとしたら「これは海軍のIDを持った人にしか売れないの」と言われて、残念ながら買うことができなかった。
数ある建物の中に、所々このマークが付いている。一体果たしてなにがあるのか…想像するとちょっと怖いですね。
敷地内には、いくつか海軍関係の博物館がある。調べただけで4つあるのだが、写真の海兵隊博物館は改装工事中で見学できなかった。
ここは海軍美術館。ここは開いていたが、時間がなかったのでパスした。
こちらは海軍博物館の別館。こちらも閉まっていたが、ドアには「入りたかったら***まで電話してくれ」とだけ書かれているだけでその連絡先がどこにも書かれていませんでした…なのでここも見学できず。という訳でまともに見学できたのは海軍博物館の本館だけです。その3で紹介します。
ここも別館の建物の一部です。解説には、ここに進水用のレールがひかれ、ここはドッグの一部だったそうです。
解説板が見つからなかったので良くわかりませんが、公民館みたいな役割をしているようで、何人か出入りするのを見ました。もと司令官の公邸とかなんでしょうかね、立派で歴史のある建物です。
敷地内のあちこちに、昔使われていた(多分南北戦争時代くらいの)大砲が展示してあります。
港にはフォレスト・シャーマン級駆逐艦、DD933「バリー」が係留展示されている。第二次大戦後、アメリカが初めて量産した駆逐艦のうちの一隻。
1956年に就役、1983年に退役しその後ここに係留展示されている。このバリーは就役後、対潜能力向上化改装が行われた。内部は見学できるようだが、時間がなく見ることができなかったのが残念。
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