スミソニアン協会
国立航空宇宙博物館・本館

(その3)
http://www.nasm.si.edu/

2007年8月21日(火)
さてお待ちかね、ここからは近現代の戦闘機を中心に紹介。ここは第二次世界大戦のレシプロ機のコーナー。当時の名機がずらりとならんでいる。
写真は言わずと知れた日本の三菱A6M5「ゼロ戦」。展示されているゼロ戦は52型。アメリカ軍からは「ジーク」と呼ばれていた。
ドイツからは大戦初期に活躍したメッサーシュミットBf109 G-6。
これはめずらしい、イタリアの戦闘機マッキ C202「フォルゴーレ」。同じ枢軸国の中でもイマイチ陰の薄かったイタリア機だが、ここでは他の名機達と一緒に並べられている。
そして連合国側。ノースアメリカンP-51「ムスタング」。戦争後期にはゼロ戦を凌駕する性能を持ち日本軍を圧倒、戦後朝鮮戦争などでも使われた優秀な機体だ。
イギリスが誇る戦闘機スーパーマリン社製「スピットファイア」Mk.VII。
バトル・オブ・ブリテンでは先ほどのドイツ軍の主力Bf109と互角以上にわたりあい、イギリスの空を守りきった。
こちらはちょっと趣旨が違うがアメリカの爆撃機、マーチン社製B-26「マローダー」のコクピット内部。外部の写真は撮り忘れました…
次は艦載機のコーナー。内部は空母の艦橋が再現されていたりしてなかなか凝った作りになっている。写真を撮り忘れたが、入り口に「76」とでかでかと書いてあったので、空母ロナルド・レーガンを模したものなのだろう。
初期の艦載機ボーイングF4B-4。まだ複葉機の時代ですね。
大戦初期から活躍したグラマンF4F(FM-1)「ワイルドキャット」。狭い空母に収まるように翼が折りたためるようになっている。戦争初期はゼロ戦に苦戦したが、大戦終結まで活躍し続けた。
ダグラスSBD-6「ドーントレス」艦上偵察爆撃機。第二次大戦のほぼ全期間を通じて使用されアメリカを勝利に導いたと言っても良い機体。
さて時代は進み、空母にもジェット機が搭載されるようになる。写真は艦上攻撃機ダグラスA-4C「スカイホーク」。
小型であるため主翼を折りたたむ必要がなく、その分兵装搭載量を増やせたり信頼性が高いなどかなり優秀な機体であった。アメリカでは全機退役したが、まだ各国で使用されている。
ベトナム戦争やフォークランド紛争、湾岸戦争でも活躍したいきの長い機体だ。ブラジルでは未だに艦載機として使用されている。
最後はジェット戦闘機の紹介。と言っても最初は大戦中の初期のジェット機、メッサーシュミットMe262 A-1A「シュヴァルベ」。第二次大戦中にドイツ軍が世界で初めて実用化したジェット機だ。
ロッキードXP-80「シューティングスター(ルルベル)」。一応アメリカが第二次大戦中、最初に実戦配備した機体だったが、Me262と対照的に戦果をあげることはなかった。このXP-80はXが示すとりP-80の試作機だ。
戦後空軍が分離された後、F-80として朝鮮戦争で実戦配備されたが、ソ連製のMiG-15には敵わず撤退した。
世界初の艦上ジェット戦闘機、マクダネルFH-1「ファントム1」。一応第二次大戦中に生産されたが、戦争終結のため実戦配備には間に合わなかった。
第二次大戦中にアメリカが最初に開発したジェット戦闘機、ベルXP-59Aエアラコメット。しかし運動性が低く速度もレシプロ機よりも劣るため実戦配備されることはなかった。
F-104をベースに開発された高高度偵察機、ロッキードU2。公式ではないが「ドラゴンレディ」という愛称もある。初飛行から半世紀以上経っているが、未だに現役で飛んでいる。
当初はアメリカ空軍とCIAに配備されたが、その後CIAでの運用はなくなった。この塗装は空軍のもの。(CIAのは真っ黒)冷戦時代から現代に至るまで、アメリカにとって貴重な情報を多数もたらした機体だ。
マッハ2クラスのジェット戦闘機、ロッキードF-104「スターファイター」。その性能の高さから日本を含む世界各国で使用された。写真はNASAで使用されたもの。
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