コンラッド・東京
ガーデン・クラシックルーム

(その1)
http://www.conradtokyo.co.jp/

2006年6月04日(日)〜6月05日(月)
2月に続いて2回目の宿泊。前回は混雑する週末の土日に宿泊したので、料金が高くアップグレードも無し、客が多いせいか対応もイマイチなところがあったりと良いことがあまりなかったので、今回はあえて週末を外して宿泊してみた。
数日前に予約を入れてみたが、リストにはガーデンルームやダブルの部屋が出てこない。ひょっとしたら混んでいるのかも…と不安になるが、予定もあるのでシティルームで予約をすることに。
一般フロアを平日に配偶者特典を利用するので、提示価格は4万円を切っている。前回に比べると2/3ほどの値段なのでかなりお得感がある。予約は一般フロアだが調べてみると、シティのエグゼフロアは空いている。今回はせめてエグゼへのアップはあるかな、と期待して予約を入れた。
この時コメント欄に配偶者特典のことは書いたのだが、今回のメインイベント、結婚記念日のことを書き忘れていた。後日気がついてコメントを追加しようとしたができなかったので、多少恥ずかしいが直接電話でリクエストをお願いすることにした。
結婚記念日なのでケーキを用意して欲しいことと、翌日のランチの予約をして欲しい旨オペレータに伝えたのだが、なにか反応がイマイチ。
なんというか…結婚記念日だと言っているのだから、もう少し対応を変えても良さそうもんだと思うのだが「ケーキをお願いします」と言ってもすぐに担当者に電話を取り次ぐだけ。それとも対応がそっけないだけでちゃんと顧客情報とかには記入していたりするのだろうか?
電話を変わったケーキの注文を聞いてくれる担当者の対応はなかなか良かった。ケーキの説明からなにかメッセージを入れるか?と聞いてくれたり、適当なメッセージが思い浮かばないと「ではHappy Anniversaryはどうでしょう?」と提案してくれたり、ケーキを出すタイミングの相談にのってくれたり。やはり誕生日や記念日等で使う人が多いのだろうか、かなり慣れた様子だった。
ランチの予約は別の担当者へ。ゴードンラムゼイを予約したが、希望した12時の禁煙窓側は13:30以降でないと空いていないとのこと。どうせレイトチェックアウトで15:00まではいるつもりだったので間に合うだろうと思い、空き次第部屋に連絡を入れてくれるようにお願いして予約を入れた。
当日は朝の10:00頃に到着。買物等用事があったのでこの時間に着いたのだが、前回同様チェックインはできなかった。楽器を少し丁寧に扱ってもらうようにお願いして荷物をベルに渡すと、前回と違って1階にあるデスクに来るように促される。車を降りた時にフルネームを伝えているのだが、ひょっとしたらチェックインできないか調べてくれたのかもしれない。
メンバーズカードを提示したがそれには見向きもせずにPCの画面をのぞいていたが、結局15時以降にまた来てくれと言われただけで差し出したメンバーズカードをこちらに戻すこともせずに終わった。
入れ違いに白人の客と思しき2人組が、大きなスーツケースを持って入ってきた。しかし彼らはそのままベルの案内でフロントに直通しているエレベータに向かっていった。どういう事情があるのかは分からないが、こちらが目の前でアーリーチェックインを断られた直後だけあって、なんか人種差別を受けたような気がして少し不愉快。
買物から帰ってきたのは15時過ぎ。両手に荷物の袋を一杯かかえての帰着となった。それでも1階ロビーにいるスタッフはこちらに気がつかないのか、誰も手助けも案内もしようとしない。
仕方なく自分で荷物を抱えたままエレベータに乗りフロントへ。前回はラウンジでのチェックインだったので、ここでのチェックインは初めてだ。
フロントの前のイスに奥さんと荷物を置いてカウンターへ行き、手続きを行う。
ここで特に説明のないまま部屋のキーを渡そうとするので、今回もアップグレードはないのか尋ねると、ガーデンにしています、とのこと。ラウンジへのアクセスを尋ねると、今日は日曜のわりには団体客等が多いので不可。
エグゼフロアに団体客が泊まるというのはあまり聞いたことがないが、アップグレードの無かった前回を教訓にわざわざ平日にずらして宿泊したのにちょっと残念。前日の空室状況をチェックしている分には、スイートやエグゼフロアは空いているはずなのだが…
手続きを終えてベルに鍵を渡して部屋へ案内される。先ほどの荷物を抱えてこちらが移動しようとしているのにしばらく気がつかず、エレベータに乗る直前になって「お荷物をお預かりしましょうか?」とやっと言われて荷物を持ってもらう。
部屋に案内されるまでの間、少し会話をした。フロントも言っていたが、今日は日曜日にしてはかなり混んでいるとのこと。特にアジアから来ている客が多いのだとか。確かに、廊下やロビーには日本以外のアジア系の客が目立っていた。
部屋に入ると、窓一面に浜離宮の緑と東京湾の海とお台場の街並みが一望でき、シティと比べると眺めは雄大ですばらしい。既に荷物は届けられていた。
室内は基本的にシティと変わらないが、細かいところで色が違う。シティ側のテーマカラーは赤だが、ガーデン側は青。その違いを見つけ出すのも面白い。
今回は部屋の造りは同じなので、シティとガーデンの違いを中心に写真を撮ってみた。
バスアメニティもシティとは異なるが、香りや成分まで違うのかは前回のを覚えていないので不明。
部屋にはいつものウェルカムフルーツがおかれている。それにしても予約の時に結婚記念日だと言っているのになんのサプライズもない。
いや、それを期待するのも変な話だが、せめてチェックイン時に一言おめでとうと言うとか、部屋にメッセージカードを入れておくとか、花を一輪挿しておくとか、ほんのちょっとした気遣いで随分宿泊の印象が変わってくるものなのに、このランクのホテルにしては少し対応がお粗末なような気がする。
前回気がつかなかったのだが、テレビのリモコン操作で料金の明細が表示できる機能を発見した。チェックイン直後なのでまだなにも表示されていないのだと思っていたら、チェックアウト直前になってもなにも表示されていなかった。まだシステムがキチンと運用されていないようだ。
しばらくしてからまた買物にでかけ、部屋に戻ってきたのは19時頃。ターンダウンはまだのようだ。ここのターンダウンはいつも夜遅い。あちこち歩き回って汗だくだったので風呂に入ることに。しばらくすると、案の定ターンダウンのサービスにやってきた。
あわててバスローブを羽織って中に入ってもらったが、こちらが風呂に入っていたと知って少しあわてているようだった。見る限りベテランと新人の2人組のようで、いろいろとこちらの雑談にも応じながら、丁寧な仕事ぶりが好印象だった。
内容はベッドメイク、ミネラルウォーターの補充、使用したグラスの交換、ゴミの回収、タオルの交換等。ベッドメークはカバーを外すだけでなく、少ししわのついたシーツや枕カバーを手で一つ一つ丁寧に伸ばすことまでやっていた。
今回のベアは青色。なんでも6月に入ってから変わったばかりで夏バージョンなんだとか。クリスマスにはサンタの格好をした特別のベアになるので、その時にも是非泊まりにきてくださいね、とちゃっかりPRされてしまった。
ターンダウンも終わり再びお風呂へ。シティ側では目の前がオフィスビルなので窓を全開にする気になれないが、こちらは近くにビルがないので外を眺めながらの入浴も可能だ。これもガーデンのメリットだろう。
もっとも、バスタブにどぷんとつかると夜空しか見えなくなってしまうが。
その他は特にシティとの違いはないが、シンクの水はけが前回より良くなったような気がする。
夕食は明治屋で買ってきたハムとチーズとパンとフルーツジュース。この組み合わせは、海外旅行の時に安く食費をあげるためにスーパーで買ってくる時と同じで、ホテルで食べるとちょっとした海外旅行気分になる。
少しもの足りないので残りはルームサービスをお願いする。以前ここで食べただハンバーガーがお手ごろで(と言ってもマックの10倍はするが…)美味しかったので注文する。
10分程で料理が到着。ハンバーガ一皿しかないのに、ちゃんとテーブルを用意してくれた。バンズと野菜がばらばらに皿に盛られていて、トマト嫌いの自分にとってはよけやすくて良い。
しかし、バンズに肉や野菜を全てはさみこむと高さが子供の顔くらいになるんだけど、みんなこれをどうやって食べてるんだろう…?
ハンバーガを途中まで食べた時点でふと、ケーキを用意していることを突然思い出した。しまった、さっき注文した時に一緒にお願いすれば良かったと後悔したが、恥を忍んでまたスターサービスに電話。
すでに用意されていたらしく、すぐに持ってきてくれた。持ってきてくれたのは、先ほどハンバーガを届けてくれた人と同じ人だったので、なおさら恐縮だった。
先ほどのハンバーガのテーブルもまだ残っていたので、部屋に食事用のテーブルが2つも置かれてしまってちょっと窮屈。
ケーキはイチゴたっぷりのショートケーキで、「Happy Anniversary」のプレートにはハートマークが書き込まれていた^^;甘さも控えめでなかなか美味。
さすがに量が多かったので半分は明日食べることにして今日は寝ることに。
シティ側の夜景は目の前にビルがせまっていたので、きれいというよりはビルの光でまぶしいくらいだったが、ガーデン側は目の前の離宮が夜は真っ暗で海を挟んだお台場以外は目立つ光はない。夜景としては少し寂しい感じもするが、これくらいの方が落ち着いていて良いかも。
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