ヒルトン・プーケット・
アルカディア・リゾート&スパ
ゲストルーム

(その5)
http://www.hilton.com/

2006年1月04日(水)〜1月08日(日)
[ザ・スパ(その1)]

ヴィラへ続く通路
今回生まれて初めてスパをしました。日本で言うならエステですね。(おまえがそんなことしてもムダじゃん、という突っ込みはおいといて…)
普段あまり興味のあるジャンルではないのですが、これが思いのほか快適でした。なので実質丸3日間の滞在中に2回も利用してしまいました^^;
まず最初は、部屋の中にあったスパメニューの中から、下記のコースを選んでみました。
Fire-Simply Nirvana
3hours 5200THB
Exhilarating Ritual

Honey Body Mask
Yin Yang Massage
Rebalancing Facial
Healthy Snack
Herbal Tea
まずは到着早々、例の日本人スタッフが出てくれるという35番に電話をかけて予約します。メニューだけではイマイチ施術内容が解らないので尋ねると、丁寧に説明をしてくれました。お昼頃と頼んで空き状況を調べてもらい、12:30に予約してもらいます。

ザ・スパのカウンター
当日スパに到着するとスタッフが出迎えてくれるので、名前と部屋番号を告げカウンターに座ります。手続きやスパの説明を聞いている間に、チェックインの時に頂いた甘〜いジュースと冷たいおしぼりが出されます。
まず最初にサウナを利用するかと聞かれるので利用することに。男女別の更衣室に通されると中はレモングラスの良い香りがたちこめており、ロッカーに洗面台、トイレ、シャワーと2つのサウナがあります。
更衣室の様子

入口付近
どうも時間で予約を区切って他のお客さんとかぶらないようになっているようで、中は私1人でした。入口にはミネラルウォーターも置かれ、自由に飲めるようです。
イマイチ勝手が解らないものの、まぁサウナに入るんだからと服を全て脱ぎサウナに入ります。サウナはホームサウナのように狭く、1人では余裕ですが2人入ると少し狭いくらいです。しばらくすると男性のスタッフが中に入ってきました。
サウナ

洗面所
掃除かなにかをするのかと思ったらどうもそうではないらしく、私をエスコートする為に待っているようでした。このスパ内で男性スタッフを見たのは、後にも先にもここだけでした。私がサウナからでるとそのスタッフは、そのままの格好でこの上着を着ろと浴衣のような服を渡します。
パンツも履かずスースーした格好で外に出ると奥さんが待っています。どうやら奥さんの方は中で早く出ろとせかされたみたい。
2人ともすっぽんぽんに浴衣1枚というプチ露出狂のような格好で^^;(でも外から見ると普通の格好)施術を受けるヴィラに案内されます。
施術してくれる女性スタッフ2人が私達の前後に立ってエスコートしてくれます。1棟ずつ独立したヴィラは全部で15棟あるそうで、その1つ1つに名前が付けられ微妙にデザインも異なっているようです。

個性的なヴィラ

セラピー台
その中の1棟に案内され中に入ると、内部は木をふんだんに使ったアジアンテイストの建物です。窓もあるのですが、基本的に外から見える窓は全て雨戸のようなもので閉められています。中には仏像も飾られていて一層タイらしさを演出しており、中央には施術用のベッドが2つ用意され既にタオルが敷かれています。
まずは表面積の小さい白色のTバックの紙パンツを渡されてそれを履きます。
そして2人並んでソファに座り、花を浮かべた桶(こういう言葉を知らないところに自分のセンスの無さを感じますが…)で足を洗ってもらいます。ぬるま湯で気持ち良いのですが、足の裏を洗ってもらう時はくすぐったくって笑い出したくなるのを堪えるのに必死です。
濡れた足を拭いてもらい、着ていた上着も脱がされて心もとない紙パンツ一丁でベッドの上に寝かされ、いよいよスパの開始です。

ここで足を洗ってもらう
まずは「Honey Body Mask」。全身に丁寧に何度も塗りこまれていきます。パックの中には砂か泥でも混じっているようで、スクラブのような感じです。
最初のうちはすっぽんぽんだったこともあって少し肌寒かったのですが、だんだん体があったまってきます。首から下のオマタ以外全て塗られてから全身ラップされると、これがぽかぽかと気持ち良い!ラップの上からさらにバスタオルを巻かれてしばらく放っておかれている間、目には薄く切ったキュウリのパックをされるます。これが冷たくて疲れた目には良く効きます。
20〜30分くらいでしょうか、うとうとしているとぺりぺりとラップをはがされて、シャワーを浴びるように言われます。シャワーは庭にあるのですが、周りが壁で囲まれているとはいえすっぽんぽんで屋外のシャワーを浴びるのは初めての経験!でも解放感があって気持ち良いです。
他に庭にはトイレもあるのですが、これも囲いもなにもなく便器がデンと鎮座しています。利用しませんでしたが、用を足す時も解放的にならざるをえないようです。便器のすぐ横にはシャワーヘッドもついているのですが、これはウォシュレットの代わりなのかな?

屋外のシャワー
体に付いたパックを洗い落として再び部屋に戻ると、今度は「Yin YangMassage」です。まずはうつぶせになり背中からマッサージです。
ちょうど顔の所に穴が空いた枕に顔を埋めると、視線の先の床には花びらを水に浮かべたお皿が用意されています。なるほど、うつぶせの時はこやってリラックスするのかと納得したのですが、もう1つこのお皿の利用方法を思いついてしまいました。
それはあまりにもマッサージが気持ち良くてうとうとしていると、知らない間にヨダレを垂らして寝てしまうんですね…ちょうどこのお皿がヨダレの受け皿になっているのです…ってこんな使い方を思いつくのは私だけ?
マッサージは全身にオイルを塗り、腰から首にかけての背骨の左右に沿って指や手を滑らせながら何度も強く押していきます。ここまでは力の強いスウェディッシュ式のマッサージのようです。
その後足の先や指の先まで全身くまなくマッサージをし、最後にベッドの上にアグラをかいて頭、首、肩を按摩のように揉んでから、タイ式のように思い切り腰を左右に捻ってフィニッシュです。
様々なマッサージの形式を取り入れたような独特のマッサージでしたが、普段整体で受けているマッサージとは全然違って気持ち良かったです。
最後は「Rebalancing Facial」。今度は仰向けに寝かされ、身体にはタオルをかけてもらえます。念入りに顔全体と首に肩から胸の上あたりまで丁寧にパックされます。特に目元や口元、鼻の周りなどは念入りに塗りこまれていきます。
もうこの頃には普段の疲れと、あまりにもの気持ち良さに殆ど意識がありませんでした…
フェイシャルが終わって全てのセラピーはお終いです。あっという間の3時間でした。また行きと同様、セラピストにエスコートされて更衣室に戻ります。更衣室で紙のパンツを捨てて、軽くシャワーを浴び着替えて外に出ると、ラグーンの見える屋外のスペースに案内されます。
屋外のエリア

ハーバルティー^^;
チェアとテーブル、パラソルが置かれ、最初に生姜湯が出されました。「Herbal Tea」ってこのことだったのね。ジャスミンティーのようなのを想像してただけに意外でした。確かに生姜も「Herbal」には違いないけど…
続けて、ティータイムにスコーンでものせるような器に、なぜかお寿司が盛られて出てきました。ひょっとして「Healthy Snack」ってお寿司のこと?確かにヘルシーには違いないけど…ちょっと意外な和風の取り合わせに驚きながらも、美味しく頂きました。
ヘルシースナック^^;

ラグーンを眺めてリラックス
ひとしきりリラックスしてスパを出ようとしますが、帰りにスパ内のショップに立ち寄りました。ここで応対してくれたタイ人の女性がとてもチャーミングで感じの良い子でした。少し勉強したという日本語で話しかけてくれ、2人とも意気投合。でも名前を聞き損ねたのが残念!
更衣室で焚いてあったレモングラスが良い香りだったので、ザ・スパオリジナルのバスエッセンシャルを購入してスパを後にしました。
フロントとヴィラを繋ぐ廊下
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