高雄・金典酒店
パノラマスイート

(その1)
http://www.gfk.com.tw

2004年12月28日(火)〜12月29日(水)

巨大なビルの影
台湾の首都・台北から飛行機で約1時間。高雄は台北に次ぐ台湾第二の港湾都市だ。いつも台湾に遊びに行くと、台北のTさんの家に泊まらせてもらってばかりでいたが、今回は初めて台北以外の都市に、Tさんの案内無しに遊びに行ってみた。
空港を降りてロビーに出ると「Mr.AB」と書かれたプレートを持った人を発見。毎回海外に行く時はツアーではなく自由旅行ばかりなので、こんな出迎えは初めて。
迎えに来てくれた車はホテルの専用車で、ベンツのSクラス!これも今回の宿泊プランの特典の1つ。と言ってもSクラスとはいえ1つ前のタイプ。しかもかなり使い込んでいるらしく、あちこちに傷みが目立つ。広いということ以外は普通のタクシーとあまり変わりがない。
英語が話せないという運転手の運転で、一路ホテルを目指す。市内は地下鉄の工事中らしく、あちこちで渋滞や舗装の悪いところを通ることに。しかし台北に比べてよりアジア的な魅力を感じることができる街だ。
ホテルに到着すると、ベルがお出迎え。38階にあるフロントまで荷物を運んでくれる。ホテルに到着したのは午前10時前だったが、既に部屋の用意ができていた。
今回利用したプランは以下のようなもの。

1. 68Fパノラマスイート利用
2. メルセデス・ベンツSクラスによる空港リムジン・サービス
3. 朝食は67Fエグゼクティブラウンジでのビュッフェか、ルームサービス(アメリカンかコンチネンタル・ブレックファースト)から選択
4. 67Fエグゼクティブラウンジでのアフタヌーンティー(15:00〜17:00)
5. 67Fエグゼクティブラウンジでのカクテルタイム(17:30〜20:00)
6. 40Fのフィットネスセンター利用
7. 1日当たり1枚のシャツあるいは1枚の下着をランドリーサービス
8. FAXとネガプリントサービスを20%OFF
9. 一部を除くレストランで20%の割引
10. 74F展望デッキへの出入り
11. 15時までのレイトチェックアウト
12. ウェルカムフルーツサービス
13. 新聞およびミネラル・ウォーターのサービス

内部の吹き抜け
ベルに案内されて部屋へ向かう。客室階は全て吹きぬけになっており、内部はダイナミックな作りになっている。
部屋に通されると、一面に海が見渡せる明るく開放的な窓が広がっている。外を見てみるとさすがに高い。この時まだ台北101が建設中なので、当時は台湾一高いビルだ。
開放的なリビング

テレビとミニバー
部屋に入って最初にあるのは広々としたリビングだ。1人がけと2〜3人がけのソファがそれぞれ2脚づつ、テーブルを囲むように配置されている。壁際にはアーモアに納められたテレビとミニバーがあり、その脇に更に別の椅子が2つ用意されている。
もう一方の壁際にはライティングデスクが用意されているが、部屋の広さの割には小さい。机上に電話やFAX、ホテルの案内などが載せられており、それだけで一杯だ。デスクの隣には観葉植物が置かれており、部屋に潤いを与える。
ライティングデスク

梁がうっとおしい
リビングを抜けると寝室がある。寝室はちょうどビルの角に位置しており、壁の二面に窓があるが、ビルの梁が視界をさえぎっている。
寝室もそれなりに広いのだが、この梁のおかげで狭く感じのは残念。寝室のテレビは天井から吊り下げられており、まるで空港か駅の待合所のよう。しかしベットで寝転がって見る分にはちょうど良い位置だ。
ベットルームも広々

インターネットもできるテレビ
テレビはインターネットもできるタイプで、専用のキーボードも用意されている。
クローゼットも用意されているが、ホテルによくありがちな壁の中に埋められた備え付けのものではなく、普通の家具のクローゼットだった。
クローゼットや家具類

形は変だが使いやすい
他にも簡単に上着などをかけておける台などもあって便利。
寝室に隣接してバスルームが設けられている。この手のホテルでは珍しく、バスルームとトイレが完全に独立している。
豪華のバスルーム

シンクもゆとりがある
バスルームもかなり広い。シンクは一つだが広々と使え、壁一面に大型の鏡と、拡大鏡を備える。アメニティはホテルオリジナルのものらしく、ホテル名が入っていてすこし安っぽく見えるのが残念。
独立したシャワーブースは、すりガラスで囲まれている。湯量も豊富で気持よい。
シャワーブース

バスタブも広々
バスタブも広くて深く、ゆったりできる。肩までつかれて日本人向け。Tさんの家に泊まるとシャワーしかないので、久々にゆっくりお風呂につかれて満足。
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