旧万世橋駅

2006年01月12日(金)

外から見た万世橋
交通博物館の閉館記念イベントの旧万世橋駅の見学ツアーに参加してみた。
またまた出張のついでに寄ってみたものだが、いい加減どちらが主目的か判らなくなってきた^^;
ツアー自体の参加料は無料だが、交通博物館へ入館しなくてはならない。入口に受付カウンターが設けられており、そこで見学ツアーの申し込みを行う。平日だというのに結構参加者がいる。名前を告げて申し込みを行うと、入場パスを渡されるのでそれを持って時間に集合場所に集まるそうな。カウンターでは別の閉館イベント、復刻版の硬券入場券の配布も行われており、受付と一緒に貰う。
見学受付

見学ツアー集合場所
集合場所は1号機関車の前。ツアー開始前に点呼が行われ、構内での注意事項が伝えられる。
見学者は一列になって進み、前後に係員が付き添う。
館内のこんなところから入る

遺構の入口
館内の一角にある職員専用のドアを抜けてしばらく進むと「初代万世橋駅遺構」の看板が見えてきた。
中に入ると万世橋駅のガード下のようで、まずここで10分程万世橋駅と交通博物館の歴史に関するビデオを見させられる。

レンガが時代を感じさせる
ここに入った早々に写真を撮る人がいるが(自分もだけど…)ビデオ上映の後に撮影時間を設けてあるとの説明が。
レンガ積みのアーチ状の橋脚(?)の上に、年代物のガータ橋が見える。
ガーター橋
一部進入できないようになっているが、写真撮影はフラッシュを含めて自由だ。
上映会が終わった後、また細い通路を歩き、いよいよ旧ホームへ向かう。
当時の階段がそのまま
ホームへ向かう古めかしい階段が雰囲気を出す。しかし建物の空間の中にあるはずなのだが、何故か木製の屋根が取り付けられてる。
見た感じまだ新しそうだが、この見学会ようにわざわざ増設したのだろうか。だとすれば随分興ざめな話だ。
ホームに向かう途中でも、むき出しのガータ橋を間近に見ることができる。
階段の途中がカーテンで仕切られているが、館内のフラッシュが外に漏れないようにするための配慮のようだ。
ここから先はフラッシュ撮影禁止と係員の説明の後、いよいよホームに上がる。
いよいよホームへ

直接ホームへは出れない
しかし当然のことながら直接ホームに上がることはできず、階段の出口が温室のように透明のガラスサッシで囲まれており、そこからホームをのぞくようになっている。
それでも普段立ち入れないこんな場所に入れるのは感激だ。
万世橋駅のホーム
駅名標 ホームにはこの見学会用に作られたのか、「しばいせんま」の駅名標がある。
他のテツらしき人と少しねばって見学していると運良く中央線の列車が通過、写真を撮ることができた。

外から見た見学用ホーム
殆ど見学するスペースが無かったのは不満だが、基本的にはタダで普段見れないところが見学できたのは楽しかった。交通博物館が閉館されたらここはどうなるのか不安だ。
鉄道のトップに戻る
トップに戻る