碓氷峠
(その1)

2011年08月28日(日)
軽井沢から旧道を通って横川に向かう。この道からは廃線になった横軽の遺構があちこちで見ることができる。
走りながら遺構が見える都度、停車して探検してみる。車道からは近そうに見えても、完全な山の中なので、たどり着くまでが結構大変だ。草木に埋もれた中に、突如立派な橋脚が現れるのは圧巻だ。
新線の線路内を見てみる。レールは赤錆びているものの、今にも電車が走ってきそうな往年の雰囲気が残っている。
旧線のトンネルかと思ったが、1965年に建設された熊の平ずい道と書かれていたトンネル。
新線を別の場所から見てみる。廃線後10年以上経つが、今でも架線が張られ線路も撤去されていない。以前から観光路線として復活する話があるが、未だに実現していないのは残念だ。
重要文化財に指定されている旧線の碓氷第六橋梁。アーチ径間11m、高さ17.4m、長さ51.9m。隅角部を切石で補強し、高い橋台と片蓋柱と長い側壁を持つ。長さやレンガの使用量は第三橋梁に次ぐ大規模なものだ。
こちらも重要文化財に指定されている碓氷第五橋梁。アーチ径間11m、高さ8.8m、長さ15.8m。補強のための橋台をコンクリートで固め、アーチを一回り小さくしているのが特徴だ。
(その2)
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