ANTRABANGSA(36列車)
(その1)

36
ANTRABANGSA号
2013年12月29日(日)〜2013年12月30日(月)
BUTTERWORTH 13:15 → BANGKOK 10:30
AC二等寝台車
バタワース駅舎は現在仮駅舎。駅舎からホームは直結していないので、外側を迂回する。
列車名の「ANTARABANGSA」はマレー鉄道内だけの名称。発車時間は14:20と書かれているが、手元のタイ国鉄発行のチケットには13:15の文字が…結局14:20が正解だったのですが、おかげで1時間は余計に待つはめに。
ホームへは臨時の通路を通る。ここは時間にならないと門が開けられない。
ホームと反対側にはバタワース港へ向かう貨物線が伸びている。ほかの国と一緒で、マレーシアでも鉄道は旅客より貨物の方が多い。
広大なバタワース駅のホームには、これから乗る2両編成の国際列車がぽつんと停車している。どうせなら入口に近い所に停車してくれれば良いのに、かなり歩くことになる。
まずは車内から。寝台は日本の開放式A寝台や583系と似たような構造。昼間は座席車として利用する。ただしタイ・マレー鉄道はメーターゲージなので日本の車両より幅が狭い。
下段寝台の人は、この座席の下のスペースに荷物をしまうように言われた。こんなガラガラなのになんでわざわざと思ったが、この後で区間乗車の人間で車内は立ち席まで出る状態になる。
上段寝台は、写真の扇風機の奥にある天井のスペースに荷物をしまう。しかしどちらもスペースが狭いので、私のトランクは入らなかった。
窓側のドリンクホルダー。4つあるということは、ボックス席の4人分用意しているらしい。ちなみに現地の人はここにゴミを捨てていた。
上段寝台は昼間、こんな形でしまわれている。バタワース出発前に、スタッフが全ての上段寝台を開けて中身のチェックを行っていた。
最初のうちは、おそらく殆どがバンコクへ向かう外国人旅行者ばかりでスカスカだったのだが、出発が近づくにつれて、マレーシア国内を区間乗車する地元の人で満杯になった。
車両間を繋ぐデッキのドアも自動ドアだったのは意外。
洗面台。ステンレスむき出しだが割と清潔感がある。
しかし天井に積まれている水タンクが壊れていたらしく、常に空いている蓋から水がこぼれだしていた。
車両のドアはタイでは珍しい半自動ドア。
車両はタイ国鉄のものなので、タイ国内の低いプラットホームに合わせてステップが下まで続いている。しかしマレー鉄道は日本と同じ高いホームなので、このようにホームと車両の間に逆の段差が発生している。
(その2)
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