14タリス

タリス9403
2014年08月03日(日)
パリ・北駅 06:25 → ブリュッセル・南駅 07:47
ファーストクラス
パリからブリュッセルへ日帰り旅行するためにタリスを利用した。写真は何度か撮ったことはあるが、実は乗るのは今回が初めて。早朝のパリ北駅には出発を待つタリスが何本も停車している。
今回乗るのはドイツにも乗り入れ可能なPBKA型。車輛の横には号車番号と停車駅が表示されている。この列車はブリュッセル空港直通タイプで、ホーム入口では空港利用者のみチケットのチェックを行っていた。
車内も赤を基調にデザインが統一されている。シックでオシャレな内装だ。
一人掛けの対面シート。
こちらは2人掛の対面シート。大型のテーブルにテーブルライトが付く。
タリスを含めヨーロッパの鉄道車輛の殆どは座席が回転しない固定シート。対面シートでない場合は、前席にあるテーブルを倒す。
横から見るとこんな感じ。実はファーストクラスもセカンドクラスも前後のシートピッチはほぼ一緒。なので意外に足元は窮屈に感じる。
背もたれの調整やライトのスイッチ。背もたれは日本のように倒れるタイプではなく、ゆりかごタイプのずらすもの。なのでリクライニングさせると余計に足元が狭くなる。
各シートにはコンセントとゴミ箱が用意されていて便利。加えてファーストクラスはwifiも無料だ。
柱に埋め込まれた独特の間接照明。
車輛端に描かれているピクトグラム。分かり易いがこれだけマークが描かれていると逆に見にくいかも。
座席番号は浮き上がるような照明。こういうデザインも凝っている。
デッキには自由に読める雑誌や新聞等が置かれている。
一部のデッキにある予備シート?全席指定の列車だが、どういう使い方を想定しているのだろう?
トイレもスタイリッシュ。ここも赤を基調にしている。
ヨーロッパの鉄道はまだまだ供食設備が整っている。タリスにもバーカーが設置されている。ここだけ窓が上下二段に分かれていて、編成上のアクセントになっている。
ファーストクラスで提供される朝食。パンや飲み物のお代りは自由で、結構がっつり食べられる。
約1時間半であっという間に隣国・ベルギーのブリュッセルに到着。もちろんどこが国境かなんて全然分からなかった。列車はこの後、ブリュッセル空港まで行く。そういえば車内で検札の時に、車掌から空港行きか南駅行きかを問われたけど、あれはなんのためなんだろうか?
ホームを降りるとコンコース。タリスの専用チケット窓口があった。

タリス9370
2014年08月03日(日)
ブリュッセル・南駅 18:13 → パリ・北駅 19:35
ファーストクラス
帰りのタリスはPBA型。といっても違うのは機関車だけで車輛は全く一緒だ。
隣のホームに入線してきたドイツのICEとご対面。ヨーロッパのターミナル駅は各国が誇る高速列車を同時に見れるので楽しい。
駅の案内。タリスは基本的にパリ〜ブリュッセル間はノンストップなので表示駅が少ない。
ホームに設置している列車の編成と停止位置。ヨーロッパのホームは客車時代の名残でどこも長大なので、一つのホームに別々の列車が止まることが良くある。
帰りの食事も結構充実している。これは夕食の扱いで、何種類か選ぶことができる。
無事にパリ・北駅に到着。別の国に電車で気軽に行って帰ってこれるというのはヨーロッパの素晴らしいところだ。
鉄道のトップに戻る
トップに戻る