18エンパイアビルダー
(その6)
8
シアトル 2018年04月09日(月) 16:40 →
シカゴ 2018年04月11日(水) 15:35
スーパーライナールーメット
3日目の最終日の朝、久々の都会の駅に停まった。セントポール駅だ。ずっと自然の景色ばかり見ていたので、都会の景色は新鮮だ。
そして朝食。朝食の時は予めテーブルにはバターが用意されている。
どんなに空席があっても必ず誰かと一緒の席に座らされる。
さて運ばれてきた食事を食べようと思ったらなんか違う…慌ててウェイターが間違った間違ったと言って他の席に持っていった。
私が頼んだのはこのパンケーキ。
ちなみにオーダーする時はこの紙にチェックを入れ、自分の名前と部屋番号を書いて渡す。食事は無料だがチップは毎回必要なので、食後にテーブルに置いていった。
今回は閑散期なのか空室が目立った。最終日なのにルーメットもシアトル以来最初の状態のままの部屋がちらほらあった。
二段目のベッドをうロックする取っ手。
テーブルはこんな感じで広がる。
階段兼肘掛もこんな感じ。
肘掛の下には小物入れがある。座席状態では使えないのだが、ベッドの時だとここに小物がいろいろと置けて便利だった。
私の部屋には無かったが鏡が付いている部屋もあった。
室内の照明。明るさを調整できるのは知っていたが、ナイトモードで青く光るのは今日まで知らなかった。
いつの間にか川沿いを走っていた。客室乗務員が凍ったミシシッピ川だと教えてくれた。
また小駅に到着。ワイノナ?駅。懲りずにまた下りる。
駅舎もこじんまり。こんな町でも空港がなければ、アムトラックが重要な足なのだろう。
再びミシシッピ川沿いを走る。ここまで来ると川は凍ってなかった。
最後の食事。もう材料がないとかで、食べられるものはムール貝だけだそうな。
この頃になるとラウンジカーも空いてきていた。
ラウンジカー下の売店でなにかアムトラックグッズがないかと聞いたが何もないそうな。
コーチ車両もだいぶ空席が目立つようになってきた。
リクライニングを最大限にしテーブルを出すとこんな感じ。飛行機だったらこの席でも十分だ。
そして最後の停車駅となる大都会。ミルウォーキーに到着。駅舎は近代的で大きくてびっくりした。
別のホームには古い客車が停車。アメリカの金持ちは道楽で自分の車両を持っていてそれで旅行するそうだから、それかもしれない。
さすがに大都会だけあって結構乗り降りがある。そう、あと一駅なのにここから乗る乗客もいるのだ。ミルウォーキー〜シカゴ間ならアセラ並の列車を用意すればそれなりに儲かると思うのだが。
ラウンジカーの窓。上から下まで良く見える。
郊外に広がる住宅街に入るとそこはもうシカゴだった。だんだんと家や商店が増えてきた。
シカゴの近郊列車・メトラの車両基地。
そしてシカゴのビル群が肉眼で見えるようになってきた。
あっという間にシカゴ・ユニオン駅に到着。シカゴ駅は天井がある半地下駅で薄暗い。他のホームにはメトラが並んでいた。
2泊3日なんて長いと思っていたが、乗り終えてみるとあっという間だった。疲れたがまた乗ってみたい。
(その5)
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