14浜松基地・
地対空誘導弾等展示
(その2)

2014年06月07日(土)
EPPと呼ばれる電源車。ECSとRSに電力供給を行う。出力150KW(208V400Hz)のガスタービン発電機を2機搭載している。これもECSからの遠隔制御が可能となっていて、発電機が2台あるのはバックアップ用だ。
ペトリオットミサイルの中核といえるのがECSと呼ばれる射撃管制装置。この装置自体もICCと呼ばれる情報統制装置の統制下に置かれ、他の高射隊と連携して迎撃を行う。他の車両は全て無人で、この車両のみ唯一人員が配置されている。整備時には、各器材の故障診断にも使用される。この車両は全体に電磁シールドが施されており、全天候性能を有したアルミニウムシェルターになっている。
AMGと呼ばれるアンテナマストグループ。他の高射部隊間の通信回線を構築し、電波を送受信するためのアンテナ装置。アンテナの起立は油圧と空気圧で行い、5段階・30mの高さまでアンテナを立たせることができる。
これは展示ではないが、ペトリオットミサイルを運用する部隊の人員を輸送するための車両。結構大きい。
これも展示ではなく、展示中は隅に停車していたLSとRSを運搬するための牽引車。
ライトアーマー・軽装甲機動車。元々陸自の装備だが、高射隊の誘導車として使用されている。これも展示ではない。
(その1)(その3)
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