アルゴノート

2014年08月06日(水)
潜水艦アルゴノートを見にシテ科学産業博物館にやってきた。パリ北駅からは地下鉄で数駅だ。博物館自体は18時までやっているのだが、肝心のアルゴノートの見学は16時で締切らしく、内部の見学ができなかった。博物館自体の展示も面白そうだったが、時間がなかったので外だけ見て撤収することにした。
入口から建物を通り抜けると広い空間があり、そこにアルゴノートが展示されている。潜水艦は比較的小型艦艇とはいえ、地上展示されていると迫力がある。潜水艦・アルゴノートは1958年に就役し、ツーロン潜水艦艦隊の旗艦として1982年まで活躍したオルセー級潜水艦。
艦首の形状はなんとかサメのように独特だ。あの膨らんだ部分にはなにがあるのだろうか?前部魚雷発射管は4門。そのうちの1門が開いている状態だったが、屋外展示故に鳥が入らないように網が張ってある。
赤い建物が入口になり、反対側が出口だ。この出口は後から取り付けたものだろう。
水流の抵抗を受けないように細くした艦橋部分。アルゴノートの文字と艦番号S636が描かれている。黒い船体に赤字で描かれているところがおフランスらしさか。
地上に展示されていた潜望鏡。予備部品か、同型艦の別部品か。
アルゴノートはまるでドックのようなコンクリートに囲まれていて全周見ることができる。後ろから見てもかっこいい。全体を見ると上部の艦橋と下部の舵の部分が船体と同じくらい大きいことに気が付く。
地面から少し浮いた状態で展示しているので、下からも良く眺めることができる。こうして見ると舵の部分がかなり大きいのが分かる。
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