18シカゴ科学産業博物館
(その1)

2018年04月12日(木)
約7年ぶりの訪問となるこの博物館。建物はシカゴ万博で使用した建物の再利用だ。
この建物はちょっと複雑で一階から一度地下のエントランスへ下がってから再び一階の展示室に戻るようになっている。以前より自動券売機が増えて便利になった。
一階の無料エリアにパイオニアゼファー号が展示されている。戦前世界的に大流行した流線型のディーゼルカーだ。だが以前は車内を見学でき、さらに小刻みに車体を揺らして乗車気分を味わえるような演出があったのに、今は一切なくなっていた。
世界恐慌の後でさらに自家用車の普及で旅客鉄道は斜陽になりつつあったが、それをステンレスの軽量車体に最高速度180Km以上という高速で再び鉄道復権を狙った意欲的な車両だった。
台車は連接台車。
最後尾は展望車になっているが、今は中を窺い知る事ができない。
昔はこのホーム側から車内に入れたのだが、照明も落とされて暗い雰囲気になっている。
ただし先頭車両の一部だけは入ることができて、運転席やエンジンを見ることができる。
   
  新しい展示の準備の為に車内の見学は一時閉鎖しているとの注意書き。新しい展示がなにか分からないが、この車両が解体されたりしなければ良いのだが…
(その2)
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