きっかけ
さて、そもそもなぜ青年海外協力隊に参加しようかと思ったのか、そのきっかけを書いていこうと思います。考えてみるといろいろと思い浮かんできました。

・ただ単純に海外に長く(旅行じゃなく)行ってみたかった

単純な理由だし海外旅行好きの人は一度は憧れるシチュエーションではないでしょうか。ただボランティアの精神には反するとは思いますが…でもこういう気持ちが全く無かったと言えば嘘になりますね。

・最近の自分の身の回りで起きるさまざまなしがらみから解放されたかった

仕事や生活、家庭、友人関係、etc…まぁこれはプライベートなこともあるので詳しくは書きませんが、人生に行き詰ってた感があったことも事実です。ちゃぶ台をひっくり返すわけではありませんが、なにもかも捨てて一度自由の身になりたかった、という「焦り」みたいなのがありました。これもボランティアとは無関係ですね。

・最近早川さんのお話を聞いてボランティアに興味を持った

この理由が一番大きいですね。早川さんを知らない人は「早川千晶」で検索してみてください。この方の話しは現状の悲惨さを伝えるのではなく、どんなに困難な状況でも子供たちの笑顔がきらきらしてるんだよ、というお話が中心です。この人の話しを何度か聞いているうちに自分にもなにかできないか、と考えるようになりました。

・たまたまその時の打ち上げで協力隊に参加した人の話を聞いて興味を持った

実は私、青年海外協力隊の名前だけは知っていたものの、その中身や活動自体は全然知らなかったんですね。で、お話を聞いてみると私の歳でも「青年」で行ける(これで私も国家公認の青年です^^;)ということが分かりました。そして発展途上国というと、どうしても土木や開発、医師や看護といった技術を持っていないと行けないという思い込みがあったのですが、自分の持っているコンピュータの技術でも必要としている国がある、と教えてもらってから青年海外協力隊のことについて調べ始めたのが最初の一歩でした。

・会社にも青年海外協力隊をサポートをしてくれる制度があった

これも大きかったですね。心は20代でも戸籍上はもう40間近…今更、今後のあてもないまま会社を辞めてまで参加する勇気はさすがにありませんでした。しかし会社の社内規定をよ〜く読んで見ると、なんとボランティア休暇という制度があり、会社を辞めずに参加できることが分かりました。とりあえず上司に相談し、現場としては戦力が抜けるのは痛いけど、会社的には社会貢献にもなるから、ということで受験のOKをもらえました。

・タイミングが良かった

これも偶然なんですが、早川さんと協力隊OBの話しを聞いたのが去年の10月。去年の秋募集の締め切りが11月。しかもちょうどネットで説明会の日にちを調べていたら、その次の日に地元浜松で説明会があるというものすごいグッドタイミングでした。なので早速説明会に参加して資料をもらい、会社のOKをもらってから一次試験の書類をすぐに出してしまいました。

こんな感じで不純な動機も多いですが、こんなことをきっかけに青年海外協力隊に志願しようと思いました。

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